テーマは「おさがり」。上の子が着れなくなった服は・・・。

南由美

2012年10月23日 17:52




いつもブログを読んでくださりありがとうございます


本日のテーマは「お・さ・が・り」


我が家は年子の男の子2人

洋服も靴もお兄ちゃんのお下がりで充分OKなのですが


実は、 「お下がり」という言葉にはちょ~~~っと反応してしまう私


というのも・・・・

私も、きょうだいは姉一人で、しかも年子なんです


で、私の家庭は見事なまでに、ほとんどが、私に着せる服は姉のお下がりばかり


確かに、幼児期の頃の子どもの成長はとても早く


そんなに着古してしまう前に、洋服のサイズはどんどん大きくなっていく


そのため


「もったいないから下の子に回せばいいわ~~」となるのは当然のことですよね。



でも、それって、大人目線だから納得できることであって



子どもにとっては、


「なんで私はお姉ちゃんのお古ばっかりなの」という気持ちになるわけです。



きょうだいが3~4人いれば、またこれもちょっと違ってきますが


2人しかいないからこそ



下の子へもそれなりに配慮してあげないと、子どもは、こんな捉え方をしてしまいます。



私が昔、母としたやりとり。


「なんでお姉ちゃんの時は小学校入学もなんでも全部新品揃えるのに、私の時は新品じゃないものばっかりなの


お姉ちゃんだけズルイ」


そして母が返す言葉は



「まだお姉ちゃんのキレイなんだからもったいないでしょ!」とか


「お姉ちゃんの方が何でも先なんだから仕方ないでしょ~。たった1年しか変わらないのに勉強道具も服も何から何まで新しいものを買ってたらキリがないでしょうが!」



みたいな感じ・・・


そして、幼い私は、こういう風に思っていました。


「なんで私が先に生まれなかったんだろう」




「どうしてたった1歳しか変わらないのに私が妹なの?なんで私がおねえちゃんじゃないの」



そして、姉にいつも八つ当たり~~



そう。



子どもが自分で選んで妹に生まれてきたわけじゃないし


おねえちゃんだって、好きでおねえちゃんになったわけではありません。


子どものうちは


「まだ着られるから」とか

「もったいない」なんて言葉では

納得いかないんですよね~。



子どもそれぞれの性格にもよると思いますが


私はけっこう傷つきやすいタイプ?だったようで


「なんで私ばっかり・・・」っていう気持ちがけっこう残ったまま幼少期を過ごしました



そういう思い出があるだけに



「お下がり」は、なるべくしない と言うよりも



「お下がりばっかり」「なんで自分だけ」という思いを残させない


という配慮をしています


例えば


衣替えの季節になり、お兄ちゃんの服のサイズは 120から130になり


去年の服は1枚も着られなくなったので今回購入したのですが


買ったのはこんな感じ




左の2枚は、二人分、おそろいの物(^-^)


そして、右側の上下2枚だけは、お兄ちゃんのためだけに購入


「お兄ちゃんは、先に大きくなって洋服が少ないから少し多めに買ったよ」




それだけじゃ、


「お兄ちゃんだけいいな~~」ってなってしまうので


このタイミングで、お兄ちゃんの着ていた服の中で似たようなデザインや、状態の良い服を下の子に見せる






あなたも大きくなったからお兄ちゃんの洋服着られるかもよ??



こうしてあげると


子どもはと~~っても喜んでくれます


三つ子の魂百まで・・・と言いますから、子ども時代自分が感じていた気持ちは


大人になってもけっこう残っていますし


自分が親になって子育てしていたらなおさら


「私は子どもの頃親から~~してもらえなかった」


「俺の親はこんなんじゃなかった」


という思いが出てきて、なんだかモヤモヤしたりすると思います



子どもがいつか、親になって、我が子を育てる時に


「そういえばお母さんはいつもわけへだてなく見てくれてたよな~」とか


「こんな風にしてもらえてあの時は嬉しかったな~」とか


親の優しさや愛情を感じられるような子ども時代を過ごさせてあげられたらいいですよね


今回のテーマは「お下がり」だったので、下の子への配慮でしたが


上の子にも配慮してあげなければいけない面が多々あると思います


その話は、またいつか(^-^)



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