社会人時代のこと

南由美

2008年02月12日 19:42

昨日の記事の続きです。


私が頭でっかちな育児をしてしまうのには、4年間していた職業がけっこう影響しています。


4年間というと、私の人生でいけば7分の1だけど、


子育て年数に比べたら倍に値するのでまだまだそっちの影響が大きいわけで・・・
短大卒業後、幼稚園に就職して、幼稚園教諭として働いていました。


幼稚園というと、よく保母さんかぁって言われるけど^^;


保育士は、保育士資格が必要。


私は小学校教員免許と、幼稚園教員免許を持っていて、幼稚園に就職したんです。


初めて働いた園は、大きな私立幼稚園で、園児数200名。


そこで、初めて任されたクラスが、3才児クラス24人でした。



まだ結婚・育児経験もない私が3才の子どもたちのお世話をしていたわけですから、当時の保護者の方たちは心配だったに違いありません。。。。


その後、結婚→出産で退職するまでの間、担任をした子どもは100名近く。


出会った子どもは・・・もう数え切れないくらいですね。


それだけたくさんの子どもの性格、保護者(母親の性格)、保護者と子どもとの関係、大人の関わり方で子どもがどう成長するか・・・


いろんなことを学ばせてもらった4年間でした。


楽しいことばかりではなかったけど(むしろ辛い時間のほうが多い?)


でも、1年終えるときの、成長した子ども達の姿や、保護者との信頼関係は、何にも代えがたい宝物だったなぁと思います。


初めて受け持った3才の子どもたちは、もう今年5年生! 私なんてその間に、


離島に引っ越して、住所も変わって、結婚して、苗字も変わって、出産して、どんどん歳をとっても、未だに「先生へ」と手紙をくれる子どももいて、とても嬉しいです。


で、当時のことを上手に生かせることができればいいのですが、


わが子となるとまた別の話なわけで



「あの時こうだったから・・・」とか「こんな関わりの結果こうなった」とか、いろいろ考えすぎてしまうんです^^;


だから、わが子への子育てに自信がもてなくなってる・・・みたいな。


あと、よく周りから「幼稚園の先生してたんだったら、子どものことよく分かるからいいね!」とか


「プロだから悩まずにすむだろうね~」とか言われることが時にはプレッシャーだったり↓↓




まぁ、そんなこんなで、ちょっと難しく考えてしまうようになってしまってるんですよね。


でも、そういう時に家族に言われて気づかされた言葉。


「オウカとイチカの子育てに関しては、お前が一番のプロなんだからもっと自信を持っていいよ」



なるほどー そうだよね。オウカとイチカが産まれた(お腹にいたときから)時から、一緒にいるのは母親である私だし、


今こうして一番一緒にいるのも私だし。


周りがこうだから、私もこの子をこんな風に育てなきゃ・・・じゃなくて


うちの子はこんな性格だから、こうすればOKかなっていう気持ちで育児することが理想ですよね^^


この言葉で、もっと頭を柔らかくして、自分のやり方でいいんだって思うことも大切だなって気づかされました。



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