不安の中、コツコツと。

南由美

2013年09月02日 19:10




くも膜下出血で手術してからようやく1ケ月半。


術後1週間の時に血管れん縮が起きたので


少し後遺症が残っています。


そのため、色の認識や、手先のリハビリのために、塗り絵をしたり


今朝は、パパから、「昨日の残りのたこ焼きを焼いてみて」と頼まれたので


リハビリのつもりで挑戦





手先が震えたりして大変だったけど、作れました


入院中、血管れん縮で一番状態が悪かった時は


手も足もしびれ


人の声が二重に聴こえたり


言葉が出ず、人との会話がうまくできなくなり


字も書けなくなり・・・・


なんと、自分の名前さえも言えなくなっていました


とにかく、言葉が出てこなくて


名前はなんですか?と聞かれて


頭の中では、「南由美」とわかっているのに


「う・・・う・・・ご飯」とか


「う・・・あの・・・ベッド」とか


違う言葉が出てきて


その時はもう本当に、自分はしゃべれなくなるのだろうか


このままアルツハイマーになってしまうのだろうかと


不安で不安でたまりませんでした・・・。


それでも、血管を拡張する点滴をしてもらって、徐々に回復。


手足のしびれも今はありません


ただ、度忘れがひどく


たとえば、突然、


今、自分がいったい何をしているかがわからなくなることがあります


シャワーのお湯の出し方が急にわからなくなったり


買い物途中、トイレに行って出てくると、誰と何をしていたのか分からなくなったり・・・。


昨日は、「8+4」の計算ができず、子どもに教えてもらいました


そんなこんなで、頭が混乱することがあるので


毎日が不安の隣り合わせです。


でも、お医者さんから、日常生活を送る中で、徐々に回復するでしょうと言われたので


今はその言葉を信じて、とりあえず目の前のこと、自分にできることをコツコツやっています。


こうしてブログを更新することも、文章を考えることも、私にとってはとても大切なリハビリです


家事もほとんどできず、パパにまかせっきりで大変そうな姿を見ると


ついつい自分を責めてしまうのですが


今はゆっくりすることがリハビリなんだよと、毎日のように言われているので


その言葉に甘えて、自分のできることだけに取り組みたいと思います

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