子どもの小さな変化に気づくこと(目先の行動で判断は・・・△)

南由美

2012年04月15日 21:01




先週、晴れて小学校入学を迎えた長男坊


隣の家の、2年生のお兄ちゃんと一緒に家を出ます


そして、まだ幼稚園児ですが、そんなお兄ちゃん達と一緒に行こうと、


頑張って早起きして、6時55分には家を出る子どもたちです


小学校・幼稚園共に、けっこう距離があるので、7時45分までに着くにはそのぐらいに出ないと間に合いません


ほんの数週間前までは、毎朝7時に起きて、のんびり準備していた2人がこんなに生活リズムをガラリと変えたわけですから、もちろん・・・
そういう疲れや

新しい環境でのストレスは、少なからず感じています

また、子どもだけでなく、親の自分達でさえも

入学した我が子への期待や不安

担任の先生はどんな人だろう?とドキドキしたり

子どもが早起き=親はもっと早起き・・・で精神的にも肉体的にもグッタリなはず


子どもは、とても純粋で、周囲の環境をそのまま吸収しやすいので


そういった親の微妙なピリピリ感もストレートに感じ取っています。


だからこそ


子どもの、びみょ~な変化やサインに気づいてあげることが大切ですよね。


新年度が始まってから、急に弟に意地悪をするようになったり

「だって・・・」と口ごたえをしたり^^;


朝、「靴がきつい!なんかちゃんとはけない」と玄関口でいつまでもダラダラしている


なんて時に、ついつい


「なんで意地悪ばっかりするの」と言ったり


「サッサとしなさい~」なんてせかしたり・・・。


ついつい、目の前での行動だけで注意してしまいがちですが、


この行動の裏には、子どもの不安定な気持ちが隠されていることもあります(全てがそうとは限りませんが)


例えば


今までずっと弟に優しかったのに、小学校に上がったとたん、弟に意地悪をするのは


☆新しい環境に慣れず、弟と同じ幼稚園に戻りたいという嫉妬心から。

☆逆に、小学校に上がったことで、「ボクはもう小学生だから幼稚園とは違うんだもん!」というのをアピールしたい気持ちから。


玄関口で靴がはけないと言ったり、ランドセルがなんかきつい~ ベルトがきつい~など言うのは、


☆行きたくないという気持ちが隠れている、もしくは、行ってしまえば楽しいけど
帰ってきた時にすごく疲れを感じているので、行くまでの踏ん切りがつかないか、お母さんに甘えていたいという気持ちが隠れている・・・など。


他にも、朝になると必ず おなかが痛いと言ったり、または本当におなかが痛くなって、下痢をしたり


体調を崩してばかりいる場合も、こういう精神的な気持ちから起こっている場合もあります。


だから、そんな時こそ、目先の行動を叱るより


休日に一緒に公園に出かけて思いっきり触れ合う時間を作ったり


一緒にお風呂にゆっくりつかりながら、小学校でどんなことが楽しい?なんて聞いてみたり


そうする中で、


「よく頑張ってるね エライよ」と認めてあげたり


「休みの日は、ちょっとダラダラしようか~」と言って、気持ちを安らげる方向に導いてあげたりすると


子どもも少し、リラックスすることができます


ちょっと長くなった&今から子どもの体操服に名札を縫い付けなければいけないので


続きはまた書きます


みなさんのお子さんの、新年度のちょっと気になる行動や


これ、子どもからのSOSのサイン?なんて思うことがあれば


参考にしたいのでぜひ教えてくださいね
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