台風17号直撃で、両親の経営する居酒屋の屋根は半壊
折れている電柱があちこちに・・・
他にも全壊してしまった家、車のフロントガラスが割れていたりと・・・
台風後の光景はすさまじいものでした・・・(泣)
15号、16号の時も直撃し、その時も2~3日停電。
昼間は一番明るい 玄関先で過ごし
夜はろうそくの明かりを灯し
冷蔵庫の中のものはもちろん腐れ、
お湯が出ないのでお風呂は水風呂
9月は2週間おきの大型台風襲撃のため不便な状態で過ごしました・・・。
電気のない生活に慣れていないのでもちろんストレスも半端なく
たまった洗濯物を見てはため息。
携帯の電波も繋がらなくなり何もできずお互いにストレスがたまっているからか、些細なことでイライラして夫婦で言い合いしそうになったり;;
本当に大変な日々でしたが、そんな中、得たこと、気づかされたことがたくさんありました
まずは、両親の居酒屋の屋根の補修をお願いしていたわけでもないのにどこからともなく朝早く集まってきてくださった地域の方々。
小さな居酒屋ですが、常連さんの中に大工の棟梁や電気関係の仕事をしている方がいらっしゃって、すぐに駆けつけて加勢してくださったのです!
近所で自家発電で電気を使っている方は、携帯を充電させてくださったり、ゴハンを炊いて持ってきてくださったり・・・
遠方から心配して‘何か必要なものはない?’と電話くれる方
‘復旧作業頑張ってね’とジュースを持って来てくださる方・・・。
見ていて本当に涙がでました。
そして、私達が発した‘ありがとうございます’という言葉に対して
‘二人(うちの両親)の人徳だよ’と返してくださったことで、私達の両親は愛されているんだな~
人は助け合って生きていくんだな~と、改めて感じ、嬉しい気持ちでいっぱいになりました
もうひとつ、停電で不便な中過ごしていて、気づいたこと。
15号、16号の頃はまだ暑さが厳しく、普段はクーラーの中で過ごしていたので
夜、子どもが暑がって何度も目を覚ましグズグズ
‘暑いよ~;;’とちょっと目を覚ますたびに
私がうちわで仰いであげて、子どもがすやすや寝付く。
ずーっと仰いでいると自分が暑くなってくるので少し手を止めて(笑)
でもまた暑がるので、また仰いであげる。
それを繰り返している時に、長男が私に向かって
‘お母さんありがとう、疲れてるでしょう?自分で仰ぐからいいよ’と言ったので
なんだかその優しい言葉に疲れが吹き飛び
‘いいよー お母さんが仰いでるからあなたはユックリ寝なさい^^’と声をかけ
それから1時間ほどずーっと風を送りながら子どもの寝顔を見つめていました
とっても便利になった世の中。
子どもが‘暑いよ’と訴える前に
クーラーや扇風機で快適な環境を与えているので
子どもが寝付いている時に様子を見守ることなんて、普段ほとんどないですよね。
でももしかしたら、空気が冷えすぎて寒いこともあるかもしれない
嫌な夢を見て不安な表情をしている時もあるかもしれない
子どものちょっとした変化を見てあげる大切さ
こういうやりとりこそが大切なんだな~と
改めて実感したのでした
そして何より
電気がついた時に
普通の暮らしができることに感謝の気持ちが芽生えました。
大人は、電気がつかなくてイライラしがち・・・ですが
子どもが暗闇でいきなり
なんの形でしょうか!?
と言って
おやつの柿ピーをこんな形に・・・畳の上を電灯で照らして
‘漢字の「父」だよ!!!’と超笑顔で言われた時に大笑いしたり
停電で冷蔵庫の中の牛乳が腐ってしまうので 砂糖と煮詰めてキャラメルを手作りしたり
子ども達が暗くならないうちに急いでご飯作る!と手伝ってくれたり
こうなってみないと得られないことがたくさんありました
電気も昨日復活し、テレビもネットも今日やっと繋がり・・・
心も空も晴れ晴れ
でもこの気持ちを忘れないように書き留めました☆☆
まだまだ復旧作業に追われている家庭もありますが、一日も早く元の生活に戻りますように。。。
自然にはかなわないですね
一日一日、大切に生きていきたいと思います。
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