いつも「やりなさい」ではなく、たまには同じことをやって見せる

南由美

2012年11月15日 09:00




小学校1年生とはいえ、毎日の宿題の量はけっこう多いです


*算数プリント
*漢字練習帳
*あのね帳(その日の出来事や、先生が決めたテーマについて書く日記帳)
*音読

これだけの量をするのに、集中すれば1時間弱


途中で集中力が途切れたり弟と遊び始めると2時間近くかかることも



毎日毎日、長男の集中力が途切れるたびに


頑張って~時までに終わらせなさい


集中しなきゃ終わらないよ~~




なんて、上から言ってるだけだと・・・



子どもだって、きっとウンザリ



まだ1年生だから


「はぁ~い」と、しょげた声で返事をしながら
また取り組むものの



厳しい父に育てられた私は、2年生ぐらいからの自分の気持ちを思い出すこともしばしば。



「ゆみ、集中してやらんか」



「ダラダラやっても頭に入らないからもっと早く済ませなさい」



ガミガミ言われるのが嫌で



怒られたくなくて 急いで済ませると



私の書いた漢字練習帳を見て



「丁寧に書こうという気持ちがこもってない全部書き直し」と



ノートを突き返す・・・・



2年生ぐらいから、親に対して



「自分はだらだらテレビ見てるくせに」



「私にばっかりうるさい」



しまいには


「○○ちゃんのところは怒られないからいいな~~」


そこまで思うことも


学校ではもちろん、丁寧な字を書いていたのでいつも褒められていましたが



私にとっては宿題も、親に怒られないためにやることも 



毎日毎日苦痛でしかありませんでした・・・



(ガミガミ言われたおかげで、字がきれいに書けるようになったことは、感謝しています)



そんなことを思い出すので



先日、長男がま~ったくやる気がなく


机の上でだら~んと首をうなだれてノートの前で手あそびしていたので


「ちょっと漢字練習帳貸して~~」と言って



白紙のページをコピー



息子は


「何するんだろ??」という目でキョロキョロこっちを見てる~



私は、見本の漢字を見ながら、いくつか書き出しました。







途中まで見本を見て書いて、最後は



「かんじ、がんばって」


メッセージ付き



息子はこれを見た瞬間



「おかあさんすごい!! なんでこんなにきれいに書けるの~~??



もしかして僕たちの先生よりも字キレイかもしれない!!!!」




そう言って、目をキラキラ輝かせました~



「えへへ~ すごいでしょ~


これに負けないぐらいの字、書いてみて」



そう言うと、いきなり集中


隣にいる次男坊に



「ちょっと僕、集中するから向こうに行くね!」と言って、奥の部屋にこもってる~笑



そうして持ってきた漢字がこれ





お母さんよりきれいに書きたいと必死に何度も書き直したせいで


ノートがぐしゃぐしゃ~


そして、1字、定規で線を引いていました(笑)


それでも、本人は、いつもより頑張った満足感でいっぱいだったみたいなので


それ以上の書き直しはさせずに


先生宛に連絡帳で 今日の経緯を話しました。


先生からのお返事には


「お母さんからのお手紙を読む前に漢字ノートを見たのですが、いつもより丁寧に書いてるな~と思ってはなまるをつけましたよ


お母さんの、子どもに言うだけでなく、自分も一緒に取り組むという姿勢、私も家庭で見習いたいです」




そう書いてありました


主婦業はと~っても忙しいので


毎日毎日付き合うわけにはいかないですが


たまには子どもにお手本を見せること、大事ですね


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